精神性のケースが多い
異常なおでこの汗は局所性多汗症の可能性があります。
運動をした後や暑い日など体のあちこちから汗が噴き出し、早くシャワーやタオルでそれを取り除きたいと感じる人は多いでしょう。
汗には体温調節の役割を持っており、体内で余分な熱が発生した場合体外で熱を放出することで熱量のバランスを取り体温を一定に保ってます。
基本的に体温調節の為に出る汗は無色無臭で成分も血漿の成分とほぼ同じであり、エクリン線という場所から輩出します。
しかし人によって暑くもないのに大量の汗をかくケースがあり、それは多汗症の可能性があります。
しばしば汗かきと間違われることもありますが、多汗症は病気の一つであり、大きく分けて
- 全身性多汗症
- 局所性多汗症
体の全身に汗をかく全身性多汗症と異なり、局所性多汗症とは脇や手のひら、顔など体の特定の部分に大量の汗をかき多汗症患者の約9割がこの症状だと言われます。
ただし
異常なおでこの汗と言っても、局所性多汗症とは言い切れません。
おでこの汗では当てはまる原因が多すぎるため、端的に判断することは望ましくないのです。
一般に多汗症は何らかの疾患が原因と言われますが、未だ原因がわかってないケースが多いのです。
精神的な負荷がかかりすぎて起こることもあり、異常なおでこの汗に悩む人はストレス性のものかもしれません。
考えすぎや緊張しやすいといった人はなりやすく、要はストレスに弱い人に当てはまります。
参考:日本皮膚科学会
おでこからの汗を緩和するにオススメなのが顔用の制汗クリームもあります。
汗腺から出る汗や皮脂をある程度和らげることが可能です。